バイオマス燃料
木材、穀物殻、草木、竹、堆肥、発酵粕、等、のバイオマス原材料から6～10ミリ径、30～50ミリ長程の円筒形ペレット、又は、此れよりサイズの大きい10～100ミリ径、10～300ミリ長程の固形プリケット、等、が、バイオマス燃料と言われています。

バイオマス燃料の性質
バイオマス原材料はそのままでも燃料として使う事は出来ます。　これ等を態々ペレットやブリケットにするのは、材料の密度を上げて熱価を高め、減容積化を計り、更に燃料としての取り扱いを容易にする為です。　

バイオマス燃料の製造
材料の密度を高める為に原材は前加工としえ2～3ミリ粒程に破砕機で破砕する必要があります。　その後ペレットやブリケット機でペレット又はブリケット化されます。　含水量も15%程に調整する必要があります。　完成したペレットやブリケットは１トンの容積当り1～1.5トンの重量となります。　木材の比重が0.5程ですから、2～3倍に高密度化されます。　容積も７割減程になります。　ペレットやブリケットは粒子が細粒化されて居る為、燃え易く、完全燃焼、完全焼却されて、焼却灰もとても少なくなります。

小規模製造の利点
間伐材・樹木剪定材・製材処分材・木工加工処分材、等、良質の燃料用ペレットを製造する為の資源は多量にあります。　これ等をペレットにする為には大規模のプラント施設が必要と思われていませんか？　その為、これ等の貴重な資源の利用が進まないようです。　木工加工処分材で鋸くずや大鋸屑で2～3ミリ粒程に破砕されたものであれば、破砕機で破砕する事無く直接ペレット製造機で加工できます。　又、その他の処分材でも、他へ運搬せずその発生箇所で直接加工を行える簡易な設備で、[ 破砕機 － ペレット製造機 ]　の２工程でペレット加工が簡単に出来る物が大半です。　この方法であれば、生産設備設置の費用リスクもなく、小規模の加工の拠点のネットワーク化で十分な量のペレット供給も可能になります。




何故？　木燃料ペレット化？ 木燃料の活用に欠かせない大変な薪割り、大鋸屑は飛散、運搬や保管の問題、煤や排煙の問題も。　ひと手間かけて　木燃料ペレット化すると、袋詰め出来、取り扱いや保管もとても楽、着火も容易、煤や排煙も極少になり、格段に使い勝手が向上し、都市一般住宅は勿論、過疎地住宅での暖房・給湯・調理・発電、レジャーやキャンプ用燃料、飲食店での調理用、等、活用度合や範囲が格段に広がります。

ペレットバイオマス

地球一美しい日本の緑は又自然の恵みの宝庫・これを上手に使わせてもらい
同時に守り保全する・ペレット・バイオマスは未来への暮らしを繋なぐ絆です

トラクター駆動取出軸接続式
オガレットぺレット製造機
農機や建機のエンジンに接続して使えます・飼料・肥料ペレット製造用・木燃料ペレット製造用・ エンジン条件5～100Hp・30～500kg/h 製造・小型～大型機までモデル多数。 35万円～

破砕機・樹木クラッシャー
大鋸屑や鉋屑、等、以外の樹木・木材・木質端材、等の材料は、ペレット加工の前処理として、破砕機でを細片化します。　破砕機は長さは問題なく、直径が３００ミリ程迄の材料を処理する事が出来ます。　破砕片は粒子状になり、機械の設定で、直径が１～５ミリ程に加工されます。　破砕切刃と材料との摩擦熱で生木の水分も相当取り除かれます。

ペレット加工機
大鋸屑や鉋屑、又、破砕された樹木・木材・木質端材、等の材料を、ペレット加工機のバッケトから投入します。　機内ローラー圧縮機とペレット成型板との摩擦熱を利用して接合材は一切使用せずペレットを形成します。　ペレット径は成型版の圧縮穴径により、６・８・１０ミリとなります。　お好みのペレット径をご選択、その他のサイズの成型版は別途ご用意させて頂けます。

ここにご紹介の製品の他、ご計画に沿った製造能力・加工処理工程の製品も御座います。

ペレット原料の水分・油性分 製材木材を加工して出来る大鋸屑の含水量は５％程です。　樹種にも寄りますが、ペレット製造には１０～１５％程の含水量が適しているようですので通常は乾燥より加湿が必要になります。　加湿は乾燥の様に燃料は使いませんので、ミキサーのような機器で容易に出来ます。

一方、油性分は樹種により異なり、油性分の少ない原材の場合は、食物油や澱粉・穀物粉などを繋ぎ材として現材の０.１％程の割合で加えて、加湿作業に併せて行います。

オガレットミニペレットプラント 木材から木燃料ペレットを製造する、破砕・調湿・ペレット加工を一貫して行う事の出来るミニプラントは設備費用も安価で木材を破砕機に投入するだけで木燃料ペレットが出来上がり、作業手間の少ない、小規模木材関連業の方々が廃棄木材を商品価値のある木燃料ペレット製品に変える事が出来る有益な設備です。

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